2006年08月15日
業物(わざもの)といわれる包丁

日本は古来より、刀鍛冶という職人がいました。
現代にいたり、刀を持つ事が禁止されるようになったため、包丁造りにその技が受け継がれる事になりました。
そこで、業物と呼ばれる包丁が生まれて来たのです。
包丁の切れ味は、生魚をひいて造る「お造り」の優劣がそのまま出てしまう。
だから、料理人は包丁には気を使う。そして、その包丁を使う技術が無ければこの料理は成り立たない。その料理は「刺身」。
今日は、刺身の日
1448(文安5)年、刺身が初めて文書に登場しました。
室町時代後期の書記官・中原康冨の文安5年のこの日の日記に鯛なら鯛とわかるようにその魚のひれを刺しておくので刺し身、つまり「さしみなます」の名の起りとあり、これが初めて文書に登場する刺身に関する記録とされています。
Posted by バンダナシェフ at 01:15│Comments(0)
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